2月26日、ゲームマーケット大阪中止決定の報を聞いたとき、「どうしてこの時期に流行るかなあ」と残念に思ったのをよく記憶しています。2か月後のコミケ98の開催には不安を覚えていましたが、それでも私は新型コロナウイルスを季節性の風邪のようなものだと捉えていて、さすがに夏頃には終息しているだろう(オリンピックもあることだし)との見込みから3月17日に超スパコミに申し込みました。
まさか半年後もなお同人イベントを取り巻く状況はまったく好転していないどころかむしろ悪化の一途を辿り、超スパコミが下記のような惨状になるとはまったく想定していませんでした。
中ふ頭駅にはいつもどおり「22日23日はスパコミのため混雑注意」の貼り紙がむなしく貼られていました(全く混雑せず)。待機列などを見るとふだんの夏インテの20分の1くらいの人出かなあという感じです。出展サークルはジャンルによってばらつきがありますが均すと10分の1くらいに見えます。
— ⚀⚁⚂第三梟帝國@新刊頒布中⚃⚄⚅ (@theouls) August 22, 2020
超スパコミおつかれさまでした。各館見て回ったのですが、出展サークルは20分の1程度でしたね…。各島に0~2サークルがほとんどの館もありました。一般参加者の方は20分の1どころではないですね。当サークル前の通路を通った方は開場10時半~閉会15時の4時間半で約30人…。どうなるんだ同人イベント
— ⚀⚁⚂第三梟帝國@新刊頒布中⚃⚄⚅ (@theouls) August 22, 2020
閑散とした会場を回っていてなんだか涙が出そうになったのですが、こんな状況にも関わらず当サークルの本をお手に取ってくださった方々には本当に感謝です…頒布0冊だったら心が折れていたかも…。今日は同人活動について改めていろいろ考える機会になりました。本当にありがとうございました。
— ⚀⚁⚂第三梟帝國@新刊頒布中⚃⚄⚅ (@theouls) August 22, 2020
今はとにかく本を作り続けるしかない、と感じています。第三梟帝國は、来夏、夏コミが実施されようがされまいが新刊を出すことを計画していて、おのおの原稿に四苦八苦しています。憧れと熱気に充ちたあの場所を取り戻すために、シナリオを書き続けたいと、いま、強く思っています。